【塗りつぶしだけで色を付けている方必見】作業や修正のコストを大幅削減できるExcelの条件に基づく自動色分け

こんにちは、ソウイチです!

 

今回は、

作業や修正にかかるコストを削減できる、誰でも手軽にExcelで自動色分けを設定する方法

 

をお伝えしますね。

 

 

もし、今あなたが、

画像のように塗りつぶし機能を使って、一つ一つに色を指定しているならこのように思うはずです。

「面倒臭い」

そりゃそうだと思います。

何十何百とあるデータに一つ一つ色を使い分けて塗っていき、表の形を変える場合はまた同じ作業を時間をかけてこなさなければいけません。

なんとか楽できないかと思いますよね。

 

こういった苦労をされている方は是非この記事をご覧になってください。

時間のかかるやり方とは今日でお別れしましょう!

 

 

 

自動色分けを設定するために使用する機能は以下の3つです。

  • 条件付き書式

  • WEEKDAY関数

  • 比較演算子

 

えっ、3つも機能を使うの!?

なんだか難しそうだし、面倒だけど今の方法のままでいいや

 

 

このように苦労を避けて楽をしようと思うかもしれませんが、

全く楽できていません。

例えるなら自動車があるのに徒歩で数十キロ先の目的地に行こうとしています。

 

趣味でやっているのならこれでもいいかもしれませんが、

Excelで作業するときは大抵が学校の課題や勤務先での仕事だと思います。

 

課題の提出が遅れたら評価は下がりますし、

仕事に時間がかかり過ぎれば上司から怒られます。

ましてや時間をかかる方法を自ら選んでいるなら尚更です。

 

 

 

私もExcelの機能を何も知らない頃は、

やること全てに時間がかかりよく怒られていました。

 

しかし、「怒られたくない!」「もっと楽な方法はないのか!?」と

Excelの機能の使い方を調べ、出てきた資料を参考に使い方を真似ているうちに

上司から怒られることはなくなり、Excelの業務を手間に思うことが減りました。

 

 

 

最初から難しい使い方をする必要はありません。

まずは機能の使い方を知り、実際に使ってみましょう!

 

実践編として、土日祝日の色を自動で付ける設定を記事に載せています。

是非この記事を見ながら、自分のExcel環境で同じことをしてみてください。

 

条件付き書式

ホームタブにある条件付き書式新しいルールを選択します。

 

範囲に適用に自動で色を塗る範囲を指定します。

今回の場合、A1:C12と指定しています。

規則の種類に数式を選択します。

書式にはWEEKDAY関数を入力します。

今回の場合、=WEEKDAY($A1)=7と入力しています。

その後背景色に青色を選択し、書式の設定を完了します。

書式の設定後、土曜日の背景が青色になります。

 

 

同じ方法で日曜日の背景色を赤色にします。

書式に、=WEEKDAY($A1)=1と入力し、背景色に赤色を選択します。

 

設定後、日曜日の背景が赤色になります。

 

WEEKDAY関数

日付に対する曜日を算出してくれる関数です。

書式 =WEEKDAY(日付,週の基準)

 

※週の基準

  • 日曜・・・1
  • 月曜・・・2
  • 火曜・・・3
  • 水曜・・・4
  • 木曜・・・5
  • 金曜・・・6
  • 土曜・・・7

今回使用した=WEEKDAY($A1)=7は、

A列の日付の曜日($A1)が土曜日(7)なら〜という意味です。

 

 

比較演算子

最後に祝日の背景にも赤色をつけていきます。

色をつける条件は、祝日の列に値が入っている場合とします。

今回指定する範囲は、A2:C12です。

1の行を加えてしまうとC1が祝日の判定になってしまうので気をつけましょう。

 

書式には、=$C2<>"" このように比較演算子を入力します。

<>は≠ノットイコールを表し、""は空白を表します。

なのでこの書式の意味は、C2の列が空白ではない場合〜 となります。

 

 

まとめ

以上が条件に基づいた色分けの仕方です。

今回は、以下の機能をご紹介させていただきました。

  • 条件付き書式
  • WEEKDAY関数
  • 比較演算子

このように複数の機能を合わせることで、Excelがより快適に使えます。

繰り返し練習してぜひマスターしましょう。