【Excelは使えた方がいいと周りに言われる人向け】絶対に覚えておきたい12の関数
こんにちは、ソウイチです。
今回は、
Excelスキルを周りから求められる人向け、最低限これだけは知っておきたい14の関数
をお伝えしていきます。
もし今あなたが、
「Excelはできた方がいいと周りの人から言われるが、
どの程度使えるようになればいいのかわからない...」
「今までExcelには触れてこなかったが、職場の先輩から「知っていて当たり前、できて当たり前」というふうに言われ不安...」
こういったことでお困りでしたら、今回ご紹介する関数を覚えてください。
これを覚えておけば最低限は抑えていると思っていただけるはずです。
「覚えるのは本当にこの関数だけでいいのか?」
「最低限のスキルだけだと上手くExcelを使えないのでは?」
と不安に思う方もいらっしゃると思います。
勿論Excelにはこれから紹介する12種類の関数以外にも様々な関数が用意されています。
ですがそれらの関数を全て覚える必要はありません。
なぜなら用意されている関数のほとんどは使用頻度が低いからです。
まずは使用頻度の高い14種類の関数を覚え、その他の関数は必要に迫られた時に調べて使う。このスタンスで良いと思います。
私自身このスタンスで出来ることも広がりましたし、作業効率も上がりました。
また、最低でもこの12の関数を使えないと面接で「Excelを使えます。」とは言えません。
事務職等に就職する予定の方は必ず覚えていってください!
12種類の基本の関数
SUM関数
概要:合計値の算出
書式:=SUM(セル範囲)
画像では、=SUM(B2:B5)でA店〜D店の10月分の売り上げ合計を算出しています。
MAX、MIN関数
概要:最大値・最小値の算出
書式:=MAX(セル範囲)、=MIN(セル範囲)
画像では、=MAX(B6:D6)で10月〜12月の売り上げ合計からもっとも高い値を算出しています。
画像では、=MIN(B6:D6)で10月〜12月の売り上げ合計からもっとも低い値を算出しています。
ROUND関数
概要:四捨五入
書式:ROUND(セル範囲、桁数)
画像では、=ROUND(B6,-3)で10月分の売り上げ合計を千の位で整えた値を算出しています。
IF関数
概要:条件判定
書式:=IF(論理式、正しい場合の表示内容、間違っている場合の表示内容)
画像では、=IF(B2>=60,"合格","不合格")でテストの点数が60点以上を合格点を、60点未満を不合格を算出しています。
IFS関数
概要:複数条件判定
書式:=IFS(論理式1が正しい場合の表示内容、論理式2が正しい場合の表示内容...)
画像では、=IFS(B2<=30,"追試",B2>=60,"平均以上",TRUE,"平均以下")でテストの点数が30点以下は追試、60点以上は平均以上、未満は平均以下を算出しています。
SUMIF関数
概要:条件を指定合計
書式:=SUMIF(検索範囲、検索条件、合計範囲)
画像では、=SUMIF(B2:B4,"<>土",D2:D4)で平日の来場者数を算出しています。
SUMIFS関数
概要:複数条件で合計
書式:=SUMIFS(合計範囲、検索範囲1、検索条件1、検索範囲2、検索条件2...)
画像では、=SUMIFS(D2:D4,B2:B4,"土",C2:C4,"午前")で土曜日の午前の来場者数を算出しています。
COUNT関数
概要:条件を満たす値の数を算出
書式:=COUNTIF(検索範囲、検索条件)
画像では、=COUNT(D2:D5)で開園した回数を算出しています。
COUNTIF関数
概要:条件を満たす値の数を算出
書式:=COUNTIF(検索範囲、検索条件)
画像では、COUNTIF(D2:D5,">=50")で50人以上来場した回数を算出しています。
COUNTIFS関数
概要:複数条件を満たす値の数を算出
書式:=COUNTIFS(検索範囲1、検索条件1、検索範囲2、検索条件2)
画像では、=COUNTIFS(D2:D5,">=35",B2:B5,"月")で月曜日に35人以上来場した回数を算出しています。
VLOOKUP関数
概要:値の検索・表示
書式:=VLOOKUP(検索する値、検索範囲、検索する列の番号、TURE or FALSE)
※TUREの場合、検索する値が見つからないと検索する値以下の最大値を出力します。
※FALSEの場合、検索する値が見つからないとエラーを出力します。
画像では、=VLOOKUP(A2,A5:C8,2,FALSE)で商品IDと紐ずく商品名、単価を算出しています。